ピーター トレメイン

定価: ¥ 740
販売価格: ¥ 740
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発売日: 2005-08
発売元: 光文社
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アイルランド幻想 (光文社文庫)(-_-)。
正直、最初はあんまし期待してなかった。
タイトルも「アイルランド幻想 (光文社文庫)」なんて感じで、個人的にはイマイチ、ピンと来なかったし、装丁もショボイしで・・・。
でも、本って、やっぱ見た目じゃないんだよね。
アイルランド幻想 (光文社文庫)を読んでると、ノウハウの影にドラマあり・・・ぃゃ、ドラマを追っていくと、ビックリノウハウ有り・・・って感じで圧倒されっぱなしっすわ。
[U()]の本は昔から好きだったけど、ここ数年は本をあまり読む暇なかったなぁ。これからは、なるべく時間を作って色々読んでみるつもりです。
アイルランドのおきまりの幻想怪奇小説かな・・・
書評がよかったので正直いって期待はしていたんですが普通のケルト民話を題材にした小説との違いがあまり感じられませんでした。
私はアイルランドに行ったことがないので実際はどんな国か知りませんが、イメージでは深い霧と切り立った岩壁、薄暗く深い森、政治や環境などにより過酷に生きてきた人々などそんな幻想的なイメージを持っています。
そうした私のイメージすることはそのまま小説に描かれていて、アイルランドの風俗や民話などもよく書かれているのですが、イメージどおりで何か新しいものは感じられませんでした。
すでにいくつかのケルト民話を読んでいてしまったからかもしれません。
美しく物悲しいアイルランドの怪談集
ヨーロッパの童話や昔話、あるいはギリシャ神話などは本や映像でよく紹介されるが、
アイルランドの民話・伝説をまとめた本に出会ったのはこれが初めてだ。
読んでいくとバン・シイ(死の泣き声を上げる女)やプーカ(邪悪な小悪魔)、
ドゥルイド(智者)、邪眼のバラー(片目の死の神)など、どこかで聞いたことの
あるような名前がずらりと並び、アイルランド民話が元だったのか・・・と気付かされる。
幽霊や呪いなど、背筋がゾクっとするような怖い短編を読むうちに、アイルランドの
神々や妖精が息づく世界に徐々に引き込まれてしまった。
怪談とともにくりかえし語られる、イギリスの残酷な植民地政策についてのくだりも、
作品に現実味と物悲しい雰囲気を加えている。
「怪談」でラフカディオハーンが日本の伝統的な文化の一部を世界に紹介したように、
「アイルランド幻想」はアイルランドの歴史と文化を垣間見せてくれた。
アイリッシュ・ホラー
アイルランドの民話・伝承に基づいたゴシック・ホラーです。
日本のホラーとは一味違う、幻想的でそれでいて、侵略の歴史を物語るかのように深い悲哀に満ちた作品に仕上がっています。
本書には11話の短編が収まっていますが、好みは「石柱」「髪白きもの」。
「石柱」古代遺跡の名残とされる石柱から夜ごとに聞こえてくる奇妙な声…石柱の謎が解けたとき、本当に背筋が寒くなりました。
「髪白きもの」かなり怖いです。イギリスによるアイルランドの支配が根底にありますが、先住民の怒りや深い悲しみがこのような恐ろしい物語を生み出したのでしょうね。
他の作品についてもホラーというだけあって、空恐ろしくなるような不気味な余韻を残した結末が多いです。
文章のところどころに訳注がついているので、全体的にとても読みやすく、恐ろしさと同時に心に教訓を残してくれた一冊でした。
